第一三共エスファ株式会社様

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社名
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第一三共エスファ株式会社 (英文: DAIICHI SANKYO ESPHA CO., LTD. )
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本社所在地
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〒103-0027 東京都中央区日本橋二丁目13番12号
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設立
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2010年4月1日
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代表者
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代表取締役社長 碓井 克洋
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事業内容
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医薬品製造販売
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従業員数
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344名
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URL
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「患者さんの笑顔、できることぜんぶ。」をモットーに薬づくりに取り組む第一三共エスファ株式会社が、鈴与シンワートが提供する「POSITIVE+BPOサービス」を導入しました。
目次
第一三共エスファ株式会社(以下、「第一三共エスファ」)は、医療ニーズの高い製品・サービスの継続的な創出・提供を通じて、多くの患者さんや、医療関係者の方々の期待に応える企業です。
従来、利用していた人事システムとBPOサービスを刷新する必要があり、人事・給与・就業システムの一本化として「POSITIVE」を導入し、業務をアウトソースすることで作業効率性・運用保守性を図りました。
運用開始から約1年が経ち、ひと段落したところで、第一三共エスファ 総務・人事部 人事グループ 主席 平野 隆志様にシステム導入についてお話を伺いました。
Q1.貴社の事業概要をご教示ください。
A1.第一三共エスファは、医療用医薬品の製造販売を事業としています。
主にジェネリック医薬品を製造しており、その中でもAG※(オーソライズド・ジェネリック)については先発医薬品メーカーの工場で、同じ原料や、同じ製法で製造しているため、先発品と同一の品質や安定した供給を実現しています。
コーポレートスローガンである「患者さんの笑顔、できることぜんぶ。」をモットーに病気と向き合うすべての患者さんの気持ちに寄り添い、暮らしに安心と笑顔をお届けするため、私達だからこそできることを考えぬき、患者さんの服薬アドヒアランスの向上に貢献してまいります。
※AGとは、「先発医薬品メーカーから許諾を得て製造した、原薬、添加物および製法等が先発医薬品と同一のジェネリック医薬品や、特許使用の許可を得て、販売できるジェネリック医薬品です。」
引用:第一三共エスファ「オーソライズド・ジェネリック(AG※)とは?」
https://www.daiichisankyo-ep.co.jp/generic/authorized/index.html
Q2.ご担当者の業務内容をご教示ください。
A2.業務内容は、採用、人事制度、組織、異動、評価、人事システム、福利厚生などの人事業務全般を統括しています。
その中でも注力しているのは、人事制度や採用に関する業務です。
特に採用については、即戦力による事業運営を目指してキャリア採用だけ行ってきましたが、今後は長期的な視点での要員確保を目指して、新卒採用を行っていく予定です。

Q3.「POSITIVE+BPOサービス」採用の背景をご教示ください。
A3.親会社が第一三共株式会社からクオールホールディングス株式会社へ変わり、これまで共通システムとして利用してきた人事システムとBPOサービスを刷新する必要がありました。
人事・給与・就業に関する業務を1つのシステムで管理すること、外部リソースを活用して作業効率性・運用保守性を高めることを目的に2023年10月から2024年1月まで検討しました。
Q4.「POSITIVE+BPOサービス」採用の決め手となったポイントをご教示ください。
A4.採用の決め手となったポイントは2つあります。
ポイント1:人事システムの設計から導入、運用とBPOサービスまでが1社で完結すること
人事システムの運用委託先とBPOサービスの委託先の企業が異なる場合は、弊社が間に入り、システムのデータを共有する作業が発生したり、トラブルがあった際の原因追及が難しくなったりしますが、鈴与シンワートは人事システムの運用とBPOサービスを一括して委託できるため、社内の工数が軽減できると考えました。
ポイント2:現行の人事制度をほぼ変更することがなくシステムが導入できること
今回のシステム導入は「現行の人事制度を変更せずに、そのまま新システムに移行できること」という条件がありました。
標準機能で対応できる範囲が広く、アドオンの追加が最小限に抑えられるところを評価しました。
また、アドオンが必要になりそうな場合にも、「このようにすると標準機能で対応できます」と提案があったことや、サポート体制が良いことも決め手になりました。
Q5.「POSITIVE+BPOサービス」の導入効果をご教示ください。
A5.従来は人事・給与・就業をバラバラのサービスで管理していましたが、システムを一本化したことによって、運用コストが削減できました。
また、就業システムに関しては、画面や操作性が従来利用していたシステムと類似しており、操作性に違和感がなく、社員に浸透しやすい点が良いと感じました。モバイルにも対応したことで、社員の利便性も向上しました。
BPOサービスに関しては、従来は第一三共株式会社ですべて対応していたので、弊社の工数はゼロでしたが、社内で対応することになり、工数は増えました。
BPOサービスを活用しなければ、現在の人数では対応できなかったと思っています。
紙で対応していた申請のほぼすべてをワークフローに載せることができたため、紙でのやり取りが大幅に削減されました。
今年度から年末調整申告をシステム化しますが、ユーザーインターフェースが良く、社員が入力しやすいのではないかと感じております。社内工数がどれほど削減できるか、今から楽しみです。
Q6.鈴与シンワートの評価についてご教示ください。
A6.今回のシステム導入は2024年10月から本番稼働する必要がありました。
本来はシステム導入に1年以上かかるところを、希望通りに10ヶ月で稼働を開始していただけたことを高く評価します。
また、費用面や標準機能での対応提案など、かなりの部分で考慮いただきました。
システム設計・導入・運用・BPOサービスのプロフェッショナルなプロジェクトメンバーを参画していただけたことにも感謝しています。
また、先にもお伝えしましたが、人事システムの運用とBPOサービスを鈴与シンワート1社で対応いただけたことで、社内の工数軽減につながり、期待以上の効果を感じています。
Q7.運用フェーズに入ってからの評価はいかがでしょうか。
A7.通常よりも短期間で導入したことや弊社内の工数が不足していたことで、少々不具合がありましたが、不具合に対して迅速に対応いただけているので、非常に有難く思っております。
また、一部変更が発生した際には、保守費用でかなりカバーいただけているので、感謝しています。
Q8.今後、鈴与シンワートに期待することをご教示ください。
A8.人事システムやBPOサービスに限ったことではありませんが、弊社では、鈴与シンワートの『あさレポ』も利用しております。
鈴与シンワートは様々なシステムやサービスを提供しているので、トータルサービスとして提案があると良いと感じております。
今回導入した「POSITIVE」やBPOサービスに関しては、十分対応いただけるので特に課題を持っておりませんが、BPOサービスの効率化としてシステム化した方がよい機能があれば、是非ご提案をお願いいたします。
| 社名 | 第一三共エスファ株式会社 (英文: DAIICHI SANKYO ESPHA CO., LTD. ) |
| 本社所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋二丁目13番12号 |
| 設立 | 2010年4月1日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 碓井 克洋 |
| 事業内容 | 医薬品製造販売 |
| 従業員数 | 344名 |
| URL | https://www.daiichisankyo-ep.co.jp/ |
※POSITIVEは株式会社電通総研の製品です。






