社名 | ライフスマイルジャパン株式会社(英文名 Life Smile Japan Ltd.) |
本社所在地 | 〒162-0053 東京都新宿区原町3‐61 桂ビル3F |
設立 | 2005年(平成17年)8月29日 |
代表者 | 代表取締役 後藤 誠次郎 |
事業内容 | 外装工事/新規設備工事/内装工事/原状回復工事 /退去立会代行業務 |
URL | https://www.life-smile-j.co.jp |
ハウスクリーニング・リフォームのサービス業や、外装工事・設備工事等の大型工事受注を手掛けるライフスマイルジャパン株式会社が、鈴与シンワートの提供する「奉行クラウド」を導入しました。
- 採用サービス
- 奉行クラウド HR DX Suite
目次
ライフスマイルジャパン株式会社はハウスクリーニング・リフォームのサービス業や、外装工事・設備工事等の大型工事受注を手掛ける企業です。
業務の標準化やペーパーレス化、将来的な事業拡大を目指して、2021年に「勘定奉行クラウド」、2022年に「給与奉行クラウド」、そして2024年に「奉行クラウド HR DX Suite」を導入し、段階的に業務効率化を推進しています。
運用開始から4ヶ月経ち、ひと段落したところで、ライフスマイルジャパン株式会社のご担当者に本サービスについてのお話を伺いました。
Q1.貴社の事業概要をご教示ください。
A1.ライフスマイルジャパン株式会社は2005年8月に創立し、今年で20周年を迎えます。
「日本で一番、ありがとうを集める会社になろう」をスローガンに、社会によい影響を与えることができる企業であり続けたいと考えています。
創立当初はハウスクリーニング・リフォームのサービス業でしたが、将来的には株式上場を目指しており、事業拡大のため令和4年から令和6年にかけ建設業9業種の都知事免許を取得し、外装工事・設備工事等の大型工事受注に進出しました。
これからは、平成6年11月に免許取得した宅地建物取引業をベースに、既存マンションの買取/再販を手掛ける準備もしています。また、社内業務はクラウドサービスを活用して効率化を進めており、SDGsを含め社会のニーズにも貢献してく所存です。

代表取締役後藤 誠次郎 様
「常に謙虚であり、常に感謝する」ことに注力し、「笑顔のお手伝い」の一助となるよう社員一同励んでおります。
また、カンボジアに学校(ライフスマイルドリームスクール)を寄贈するなど社会貢献活動にも取り組んでおります。
Q2.ご担当者の業務内容をご教示ください。
A2.
管理部門責任者:
企業の4大経営資源である「人モノカネ情報」を押さえ、効率的かつリスク低減につながる社内仕組み作りを推進しています。
社内ですべての業務を遂行することは難しいため、内製化でできることは弊社自身で、専門業務はアウトソースを依頼するなど業務切り分けの検討もしています。
また、経営方針の方向性をとらえて社員に落とし込む業務も担っております。
会計業務担当:
「勘定奉行クラウド」「債権奉行クラウド」「債務奉行クラウド」を利用しています。
郵送で届く請求書や電子データの請求書をAI-OCRを活用してデータ化し、電子帳簿保存法に則って取り込み、管理をしています。
特にインボイスなどの消費税率の対応に力をいれています。
人事・総務担当者:
主に「総務人事奉行クラウド」「給与奉行クラウド」「マイナンバークラウド」などを利用しています。
人事・総務業務や、毎月ある給与計算のデータ入力などを2名体制で担当しています。
一度に新システムへ切り替えをすると従業員が混乱するため、現在は旧システムを並行運用しながら、徐々に新システムへ切り替えています。
Q3.「奉行クラウド HR DX Suite」採用の背景をご教示ください。
A3.弊社は人事労務に関する手続書類が多く、従業員・担当者・管理職共、紙媒体の業務処理に時間がかかっていました。
人事労務の定型書類が整っておらず業務フローも定まっていないことから、パッケージソフトを利用して業務の標準化とデジタル化を図ることを検討しました。結果、業務の標準化とペーパ-レス化が実現できる「奉行クラウド HR DX Suite」を導入しました。
Q4.「奉行クラウド HR DX Suite」(奉行シリーズ)の選定理由をご教示ください。
A4.
「奉行シリーズ」の選定理由:
最初に導入した奉行シリーズは「勘定奉行クラウド」でした。
以前は他社の製品を利用していましたが、将来的に株式上場を目指しているため、拡張性が高く多くの企業で採用実績がある「奉行シリーズ」を活用し、弊社の業務を標準化しようと考えました。
また、OBC(株式会社オービックビジネスコンサルタント株式会社)がIPOに関するセミナーを開催するところや、弁護士、税理士、社労士、パートナー企業(鈴与シンワート)とのネットワークを活用できるところがポイントでした。
「奉行クラウド HR DX Suite」の採用理由:
人的資産の活用を図るため、タレントマネジメントに対応できる製品を検討し、もともと利用していた給与計算業務(給与奉行クラウド)のデータを取込むことと、従来社労士に依頼していた社会保険手続業務を内製化することを前提にして費用対効果を勘案した結果、「奉行クラウド HR DX Suite」の採用を決定しました。
会計の「勘定奉行クラウド」とも親和性があり、ワークフローが煩雑にならないことも採用のポイントでした。
Q5.鈴与シンワートの選定理由をご教示ください。
A5.鈴与シンワートの営業担当者に別件の社内業務改善を相談した時に丁寧にご対応頂けたのが印象的でした。
その後、会計ソフトを入れ替えることになり、その旨、相談したところ、弊社の会社規模に合ったサービスとして「勘定奉行クラウド」のご提案を頂き、導入を決定しました。
Q6.「奉行クラウド HR DX Suite」に期待していることをご教示ください。
A6.システムはあくまで業務管理をするためのツールであり、業務自体は人が主体であるため、JOBローテーションをして人材の育成に注力をしたいと考えています。
人事データを管理することで、事業を拡大していく際に従業員が持っている資格やスキルを活かした人材配置ができるようになることを期待しています。
また、本システム導入により事務担当の入力・集計などの業務負荷を2~3割削減し、新たな業務に取り組めるようになることも期待しています。
Q7.鈴与シンワートの評価についてご教示ください。
A7.鈴与シンワートは、データセンター、ソフトウェア開発、パッケージソフトウェアの導入支援や給与計算・社会保険業務の業務受託(BPO)など幅広く事業を展開しており、弊社の業務についても横連携をして様々な部署から的確なアドバイスを頂けるので、本音で相談できる会社と評価しております。
また、営業担当者のコンサルティング力が高く、自社で直接扱っていないサービスについても、親身に相談に乗って頂き、取引先を紹介してくれましたので非常に助かっています。
本システム導入の際も、分かりやすい資料を提供してくれたり、弊社が設定しやすいように手厚いサポートをしてくれたりしました。
Q8.導入後の製品に対する評価はいかがでしょうか。
A8.
2021年9月導入の「勘定奉行クラウド」(会計システム):
奉行クラウド、債務奉行、債権奉行を導入し、奉行クラウドを主体とした3つのシステムを活用しています。
OBCのアップデートで利用しやすく改善されてきていますが、もう少し改良してほしいところもあるので、今後のアップデートで鈴与シンワートのサポートを期待しています。
顧問税理士等、専門家に提供する「専門家ライセンス」を活用することで、税理士との連携が取りやすくなりました。また、会計監査の際は事前に税理士側のネットワークで弊社の環境にアクセスをしてデータ確認ができるため、業務の効率化にも繋がりました。
インボイス制度における適格請求書発行事業者情報と勘定奉行クラウドがデータ連携しているおかげで、システムから国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトに直接リンクでき、確認作業の削減につながりました。
また、請求書のデータ保存で、ペーパーレス化を実現しただけでなく、過去のデータを簡単に参照することや電子帳簿保存法に対応することができました。
2022年8月導入の「給与奉行クラウド」(給与システム):
知識面で不安があった給与計算や年末調整の作業・処理が管理者にとって分かりやすい仕様になっており、毎回大きなミスなく処理することができています。
不明な点は、「奉行まなぼーど」(ユーザー向けポータルサイト)に掲載してある動画や問い合わせ窓口を活用し安心して日々操作対応ができています。
また、法改正があった際のシステムアップデートが早く、さらにその都度OBCで関連セミナーが開催されるため、大変助かっております。(昨年は定額減税など)
2025年1月から、従来社労士に委託していた給与計算・年末調整業務を内製化し、給与明細書・源泉徴収票等を電子化することができました。
給与明細書を紙で出力して手作業で封入・一部郵送する作業が無くなり、ペーパーレス化ならびに業務の効率化に繋がりました。
以前は給与支給日に向けて残業時間が増えていましたが、電子化したことで残業時間が大幅に削減されました。
「奉行クラウド HR DX Suite」を導入したことにより、「給与奉行クラウド」との切り分けで悩むことはありますが、使用していく中で慣れていければ良いと思っています。
2024年12月導入の「奉行クラウド HR DX suite」(人事・労務管理):
導入して間もないのですが、すでに人員管理の面で効果を感じています。
例えば、従業員の勤続年数、部署別の男女比、保有資格など、従来は確認するのに手間がかかっていた項目をワンタッチで検索できるようになり、業務効率化につながりました。
これまで社内にはなかった各種規程文書のフォーマットなども活用していきたいと思います。
まだ全ての機能を使いこなせていませんが、今後、徐々に業務に取り入れていく予定です。
Q9.今後、鈴与シンワートに期待すること
A9.中小企業が自社でシステムエンジニアを雇用しシステムの運用管理をするのは、なかなかハードルが高く、アウトソーシングを視野に入れて検討をしていく必要があります。
毎年開催されるユーザーミーティングに参加し、そこで鈴与シンワートにご紹介頂いた社労士の方から貴重な情報を頂けるようになりました。
ユーザーミーティングのセミナー後に開催される交流会で、他企業の方々ともっと交流ができるようサポートして頂けると、より良い情報交換の場になると思いますので、是非よろしくお願いいたします。
今後も、弊社の業務効率化を推進するために良き相談者でいてください。

今回はありがとうございました。