クラウドサービス型勤怠管理システムの機能・長所とは?
目次
勤怠管理と言えば、古くはタイムカードという方法がよく採用されていました。また、最近は電話による勤怠管理を行っている会社も増えています。皆さんの会社ではどのような勤怠管理を行っていますか?ここでは新しいクラウドサービス型勤怠管理システムについて見ておきましょう。
勤怠管理でチェックしなければならない項目とは?
勤怠管理でチェックしなければならない項目は大きく分けて4つあります。
1つ目は始業・終業時刻、労働時間、休憩時間です。これらは労働時間のベースとなるもので、1分単位の管理が求められます。
2つ目は出勤日、欠勤日、休日出勤日です。勤務時間だけでなく、日数単位、月単位で勤務状況を見ておく必要があります。また、休日出勤をした場合などは、振替休日をとっているかどうかの把握も大事になります。
3つ目は時間外労働・深夜労働・休日労働の時間です。企業は時間外労働などについて、それぞれに応じた割増賃金を支払わなければなりません。
4つ目が年次有給休暇の取得と残日数です。働き方改革で年次有給休暇を積極的に取得しなければなりません。各従業員が適切に年次有給休暇を取得できているかどうかを把握し、必要あれば指導しなければなりません。
クラウドサービス型勤怠管理システムでの多様な働き方にあわせた打刻環境ってなに?そのメリットとは?
昔からある勤怠管理の方法の1つにタイムカードがあります。タイムカードでは、出張や直行直帰などの場合に打刻できないという問題がありました。
そこで登場したのがクラウドサービス型の勤怠管理システムです。これはPCやスマートフォンなどと連携し、従業員の出退勤・残業・出張・休暇などの勤怠管理をトータルで行うものです。
今日、PCやスマートフォンの普及により、いつでもどこでもインターネット接続が可能となりました。さらに、テレワーク、時短勤務、フレックスタイムなど、働き方の多様化は凄まじい勢いで進んでいます。
その状況下で登場したクラウド型勤怠管理システムなら、従業員がどこにいてもいわゆる「打刻」が可能となります。テレワークなどの働き方や、時短勤務、フレックスタイム、出張、直行直帰など、あらゆる環境に対応できる勤怠管理システムです。
クラウドサービス型勤怠管理システムでは労働時間を自動で計算してくれるって本当?そのメリットとは?
クラウドサービス型勤怠管理システムには勤務実績を自動的に分析してくれるという機能があります。これは、従業員の勤務実績を一括で把握し、残業時間、年次有給休暇日数の計算などを自動で管理してくれるというものです。
クラウドサービス型勤怠管理システムが機能すれば、企業における業務を大いにサポートしてくれます。給与計算に必要な年次有休休暇の取得状況・休日出勤・出退勤情報などの把握が自動的に行われるため、集計などでのミスを最小限にすることができます。
また、これまで労働時間などの集計や給与計算では、関係する部署の大きな負担となっていました。しかし、手作業がなくなることにより人員の削減にもつながり、トータル的なコスト削減が可能となります。
勤務間インターバル制度ってなに?
勤務間インターバル制度とは個人の就業時間の終わりから、次の就業時間の始まりまでの時間を確保するというもので、従業員が健康的な生活を送るとともに、十分な睡眠時間を確保できるようにするための制度です。
国としては9~11時間の休息時間を推奨しており、例えば、当日残業が発生し夜遅くに業務を終了した場合、翌日の就業時間の開始時刻を遅らせることにより、労働者の休息時間を確保し、仕事と生活のバランスをよくすることを目的としています。
2019年4月に施行された働き方改革関連法により、勤務間インターバル制度は企業の努力義務となりました。しかし、この制度を知らなかったために導入しなかったという企業が多く、2025年までに導入している企業を15%以上にするという目標が掲げられています。
企業が勤務間インターバルを導入することのメリットとは?
企業が勤務間インターバルを導入することで得られるメリットの1つが、ワークライフバランスの確保ができるという点です。従業員がモチベーションを高め能力を十分に発揮するには、心身ともに健康で、仕事とプライベートとのバランスがとれているということが必要になります。
2つ目は十分な余暇を取ることで、想像力を発揮できるという点です。目の前の業務を単純にこなすだけではできなかった発想の転換など、新たなアイデアを生み出すことのきっかけになります。
3つ目は生産性の向上という点です。疲れなどによる従業員の集中力の低下を予防し、仕事の効率化を図ることができます。また、残業時間の減少につながり、コストダウンも期待できます。
4つ目は人材の確保・離職者削減という点です。働く環境をよくすることでよい人材の確保につながります。また、ストレスでの体調不良などによる離職者を減らすこともできます。
クラウドサービス型勤怠管理システムなら奉行Edge 勤怠管理クラウドがおすすめ
勤怠管理では始業・終業時刻、労働時間、休日出勤日、時間外労働時間、年次有給休暇の取得と残日数などを管理する必要があります。テレワーク、時短勤務、フレックスタイムなど、働き方は多様化しています。
一方、PCやスマートフォンの普及により、いつでもどこでもインターネット接続が可能となりました。そのような環境で有効なのがクラウドサービス型勤怠管理システム「奉行Edge 勤怠管理クラウド」です。
この奉行Edge 勤怠管理クラウドは、従業員の打刻・申請から総務担当者の集計まで全てクラウドで行えるため、一連の勤怠管理業務をデジタル化できるだけでなく、法改正によって生じる新たな業務や、企業に必要なマネジメント業務を手間なくかんたんに行うことができるため、ミスを減らしコストを削減することができます。
また、勤務間インターバル制度にも対応していますので、ワークライフバランスの確保、生産性の向上、人材の確保などにも寄与します。是非、奉行Edge 勤怠管理クラウドを導入し、その便利さを体感してみてください。
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