S-PAYCIALコラム

S-PAYCIAL-Column

人事システム活用コラム

著:吉政忠志氏

第01回 16年06月更新

ユーザとベンダーが共同で作り上げる人事システムの設計思想とは

はじめまして。鈴与シンワートでマーケティングアドバイザーをしている吉政創成株式会社の吉政忠志と申します。仕事柄、大変多くのお客様のシステム導入事例を取材しており、企業がシステムの選定や導入、運用に至るまでの経験談を伺っています。
今回からスタートする「人事管理・給与管理のIT活用コラム」、第一回は、前述の業務経験から学んだ「ユーザとベンダーが共同で作り上げる人事システムの設計思想とは」についてご紹介したいと思います。

人事システムでもなんでもそうですが、自社にあったソリューションを選びたいという思う気持ちはほとんどすべてのユーザに当てはまると思います。

ほとんどのお客様が導入する前に、説明を聞き、デモを見て、一番良い提案を採用されるはずですが、全てのシステムに満足されるわけではありません。導入した後に、使いにくいと感じたり、思ったよりも効果が出なかったり、ということも耳にします。

お客様の満足度というのは、得てしてお客様の企業としての主観によることが多く、機能要件を完璧に満たすような機能の追加・改修をしても、多額の費用が発生すれば、満足度は下がるでしょう。一方で、ノンカスタマイズで全てパッケージの機能通り使った場合、バージョンアップにかかる費用は最小限に抑えられますが、機能の面で満足度を100%得られるかどうかは少し疑問が残ります。

そのような時に重要になって来るのは、お客様の要件に柔軟に対応できるパッケージになると思います。いろいろな人事パッケージを検討される場合、恐らく大半のパッケージでも「柔軟にお客様の要件に応えられること」を訴えていると思います。以下では、お客様の満足度に応えられる人事パッケージの見分け方のチェックポイントを、とても簡単にお伝えします。

<人事パッケージを検討する際にチェックしておきたいこと>
1.純国産パッケージであるかどうか
2.価格感が予算内であるかどうか
3.お客様の要件に柔軟に対応できる仕組みがパッケージ内に存在していること
4.ベンダーがパッケージを知り尽くし、お客様の要件に柔軟に対応できるかどうか
5.ベンダーが実績豊富かどうか

1については、もしかしたら意外に思う方もいるかもしれません。某ERPベンダーの出身としては、国内で作成された人事パッケージであってもベースが海外製のパッケージである場合、どうしても日本企業の人事と設計思想が合わなく、結果的にカスタマイズが増え、バージョンアップのたびに高額な費用が発生することが多いので、日本の企業にはお勧めしません。

2についてはパラメーター設定が多く、パッケージの基本機能でかなり柔軟にお客様の要件にマッチするシステムを作れるソリューションもありますが、そもそも予算感が合わないことがあります。

3と4はフロントがExcelやブラウザベースであるなど、お客様の要件に柔軟に対応できる仕組みをパッケージ自体が保有していること、また、ベンダーが十二分にパッケージ機能を知り尽くしているということは、自社の要件により近づけることができる可能性が高まることを意味しています。

5の実績はベンダーの見分け方としてはとても重要です。実際に検討をする際にはベンダーのwebサイト等をご覧になるかと思いますが、そこには多くの事例が公開されています。その事例に「要件に柔軟に対応してくれた」、「対応が良い」と書かれている事例が多いベンダーは腕も実績もあり、良いパッケージを扱っているという証明になると思います。

例えば、このコラムを連載している鈴与シンワートは以下のページにある通り豊富な実績があり、お客様から高い評価を頂いています。

<鈴与シンワート 人事給与アウトソーシングサービス導入事例>
https://s-paycial.shinwart.co.jp/hr/case/

今回、特に注目いただきたいのは、国内屈指の自動車内装部品の総合メーカー「河西工業株式会社(従業員数、単独 1,148名(2015年3月31日)、連結 8,548名(2015年3月31日))」に、統合人事システムパッケージ「POSITIVE」と月額30円~の電子給与サービス「S-PAYCIAL with 電子給与明細」をご採用いただいたことです。採用理由は「鈴与シンワートの対応の速さとPOSITIVEのベンダーとユーザが一緒になって作り上げていく設計思想を評価したため」と評価を頂いています。本事例での採用効果は以下の通りです。

・手入力の工数が4割ほど削減
・給与計算のスピードは半分に
・クラウド上のデータ管理により情報セキュリティの観点でも安心

本事例も以下のページよりご覧になれます。興味がある方は是非ご活用ください。
https://s-paycial.shinwart.co.jp/hr/case/kasai20151119/

著者プロフィール(吉政忠志氏)

鈴与シンワートの人事給与ペイロール「S-PAYCIAL」のマーケティングアドバイ ザー。
その他、吉政創成株式会社の代表取締役、一般社団法人PHP技術者認定機構  代表理事、BOSS-CON JAPANの理事長、Rails技術者認定試験運営委員会の委員長 を兼任。
その他、IT市場動向や人材関連の講演が年間で30回以上、月刊連載のコラムが15本あります。
詳細は以下のWebサイトをご覧ください。
https://www.yoshimasa.tokyo/

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