労働時間等見直しガイドラインの活用
目次
前回のコラムで「働き方改革」の一環としての在宅勤務制度について紹介をしました。新聞やニュースでは「働き方改革」という単語を目にしない日はないぐらい、さまざまな報道がされています。
国としては、以前から働き方のルール等を改善して、働く人の「ワークライフバランス」を実現しようといろいろな施策を行ってきました。今から10年前の平成19年12月には、政府・労働者・使用者の代表などからなる「官民トップ会議」でワークライフバランスの実現に向けた方向性を示す「憲章」と、企業や働く人の取組、国や地方公共団体の施策の方針を示す「行動指針」が策定されました。
さらに、その後の施策の進捗や経済情勢の変化を踏まえて、平成22年6月には、政労使トップによる新たな合意が結ばれました。その合意の中で、2020年(平成32年)までに社会全体で達成することを目指す数値目標として、
1.労働時間等の課題について労使が話し合いの機会を設けている割合
・・55.4%(平成27年)→すべての企業で実施
2.週労働時間60時間以上の雇用者の割合
・・8.2%(平成27年)→ 5%
3.年次有給休暇取得率
・・47.6%(平成26年)→70% などが定められました。
平成22年当時はそれほど多く報道されなかったこともあって、ほとんどの方はあまり聞いたことがない数値目標かもしれません。仮に数値目標を知っていたとしても、中小企業等の経営者や担当者などは自社に置き換えてとらえている方は少ないように感じます。
しかし、政府や行政は、この数値目標を念頭に置きながら「働き方改革」をこれからも推し進めていくことは間違いありません。
国は働き方改革を推進するために「労働時間等見直しガイドライン」を策定しています。今後の方向性を示すものになりますので、今回は、そのガイドラインの内容を紹介していきます。
ガイドラインでは、所定外労働時間の削減や、年次有給休暇の取得率向上など、会社のルールや業務状況などの改善をするための具体例と、従業員が置かれている状況に対して配慮すべき具体例が記載されています。
今回は、前者をその1、後者をその2として紹介をしていきます。
<ワークライフバランス実現のために事業主に求められる取組 その1>
1.労使間の話し合いの場をつくる
労働時間等の見直しを図るためには、それぞれの労働者の抱える事情や企業経営の実態を踏まえ、会社において労使が十分に話し合うことが重要になります。
具体的な話し合いの内容には、以下のような項目が考えられます。
・所定外労働(残業、休日労働)や年次有給休暇の取得率の現状を労使で共有
・長時間労働をしている従業員の心身の健康保持や所定外労働の削減の方策
・健康面に気を付けなければならない人や育児・介護を行っている人など、特に配慮を必要とする労働者への対応
・年次有給休暇の取得率の目標づくり
・年次有給休暇の計画的付与制度の導入など年次有給休暇を取得しやすくする具体策
2.年次有給休暇を取得しやすい環境を整備
年次有給休暇の取得は、労働者の健康と生活に役立つだけでなく、労働者の心身の疲労の回復、生産性の向上など企業にとっても大きなメリットがあります。労働基準法で認められている年次有給休暇の計画的付与制度等の導入をすると、有給休暇の取得率は向上していきます。
他にも年次有給休暇の取得率向上が期待できる具体例には、次のような方法が考えられます。
・上司が部下に対して声掛けをしたり、上司自身が年次有給休暇を積極的に取得する。
・年次有給休暇の取得状況をこまめに確認する。取得状況が低調であれば、取得向上月間を設けるなどして、取得しやすい環境をつくる。
3.所定外労働の削減
労働者の健康で充実した生活のため、所定外労働の削減を図ることが重要になります。具体的な対策は、次のような方法が考えられます。
・「ノー残業デー」や「ノー残業ウィーク」を導入し、計画的に業務を行わせることで、残業をなくす。
・長時間労働が続いている場合は、その原因を検討した上で、人員配置を考慮したり、作業者の増員を図るなど、業務内容の見直しを行う。
4.在宅勤務、テレワークの活用
この項目については、前回のコラムを参照ください。
<ワークライフバランス実現のために事業主に求められる取組 その2>
ワークライフバランスを実現させるためには、労働者各人の健康と生活に配慮して労働時間等を設定しなければなりません。自社の労働者の中に、次にあげるような事情を持っている方がいた場合は、労働者の事情に応じて、適切な対応が必要になります。
1.健康の保持に努める必要があると認められる労働者
・健康診断や面接指導の結果に基づいた医師の意見を踏まえ、必要がある場合には、労働時間の短縮、深夜業の回数の減少など労働者の健康に配慮した労働時間等の設定を行う。
・病気休暇から復帰する労働者については、短時間勤務から始め、徐々に通常の勤務時間に戻すなど円滑な職場復帰を支援するような労働時間等の設定を行う。
・労働者の心身の健康を守るため、メンタルヘルスケアの実施とあわせ、疲労を蓄積させない、または疲労を軽減させるような労働時間等の設定を行う。
2.育児・介護を行っている労働者
・育児休業、介護休業、子の看護休暇、介護休暇、所定外労働の免除、時間外労働の制限、深夜業の制限、所定労働時間の短縮措置などにより、労働時間等の設定の改善を行うとともに、その内容を労働者に積極的に周知し、制度を利用しやすい環境を整備する。
・特に、子どもの出生時における父親の休暇制度の整備や男性の育児休業の取得促進など男性が育児や介護に参加しやすい環境づくりに努める。
・時間単位付与制度の活用も含めた年次有給休暇の取得促進、所定外労働の削減等により、子の養育や家族の介護に必要な時間の確保を図る。
3.単身赴任中の労働者
・単身赴任者の場合、休日は家族の元に戻って、共に過ごすことが極めて重要であるため、休日の前日の終業時刻の繰り上げや休日の翌日の始業時刻の繰り下げを行う。
・休日前後の年次有給休暇について、時間単位付与制度の活用や労働者の希望を前提とした半日単位の付与を検討する。
・家族の誕生日、記念日等家族にとって特別な日については、休暇を付与する。
4.自発的な職業能力開発を行う労働者
・有給教育訓練休暇、長期教育訓練休暇など特別な休暇を付与する。
・始業・終業時刻の変更や勤務時間の短縮を行う。
5.地域活動などを行う労働者
・地域活動、ボランティア活動などに参加する労働者に対して、特別な休暇を付与する。
売り手市場の昨今では、「なかなか良い人材が入社してこない」といった悩みを経営者や人事担当者からよく聞きます。
また、応募者も、残業時間数や有給の取得率といった部分をこれまで以上にチェックしているようです。仮に「この会社は働きづらそうだ」というレッテルを貼られてしまうと、その会社は生き残ることができない時代になってきたとも言えるかもしれません。
会社のルールや慣例を変えるには、多くの時間がかかります。現在検討が進められている残業時間の上限時間等が定められた際に、あわててルールを変更して業務に支障を出してしまうのではなく、余裕をもってルールを見直していった方が、会社にとっても従業員にとってもメリットがあります。
今回、ガイドラインで紹介した内容で、自社でもできそうな項目がありましたら、ぜひ実践をしていただければと思います。
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全面WEBの統合人事ソリューション(人事・給与・就業・ワークフロー)
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第137回対象者の拡大が見込まれるストレスチェック制度
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第136回アルバイトの1ヶ月単位変形労働時間制の適用
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第135回健康保険証の廃止
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第134回育児介護休業の改正
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第133回労働時間の適正な管理方法
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第132回バス運転者の改善基準告示~その3
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第131回バス運転者の改善基準告示~その2
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第130回バス運転者の改善基準告示~その1
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第129回タクシー、ハイヤー運転者の改善基準告示~その2
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第128回タクシー、ハイヤー運転者の改善基準告示
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第127回トラック運転者の改善基準告示~その2
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第126回トラック運転者の改善基準告示~その1
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第125回運送業における時間外労働の上限規制
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第124回建設業における時間外労働の上限規制
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第123回最低賃金の対象となる賃金
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第122回医業における時間外労働の上限規制
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第121回年次有給休暇と割増賃金
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第120回会社の管理職と労基法の管理監督者
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第119回運送業と建設業の労働時間の上限規制
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第118回給与のデジタル通貨払い~その2
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第117回給与のデジタル通貨払い
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第116回障害者雇用率の引き上げ
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第115回健康経営について
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第114回社会保険加入の勤務期間要件の変更
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第113回勤務時間中の喫煙と休憩時間
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第112回男女の賃金の差異の情報公表~賃金差異の計算方法
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第111回男女の賃金の差異の情報公表
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第110回アルコールチェックの義務化
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第109回新型コロナウイルス感染症の後遺症の労災認定
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第108回労働時間の判断基準
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第107回労働時間と休憩時間
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第106回夜勤シフトと休日の関係
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第105回有給休暇の買上げ
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第104回2022年の法改正項目~社会保険の適用拡大と女性活躍法
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第103回2022年の法改正項目~育児介護休業法の改正
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第102回2022年の法改正項目~パワーハラスメントの防止対策
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第101回休憩時間のルール
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第100回労働者代表の選任
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第99回令和3年 育児休業法の改正について~その2
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第98回令和3年 育児休業法の改正について
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第97回過労死の労災認定基準
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第96回テレワーク時の労災~通勤災害
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第95回テレワーク時の労災~その1
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第94回70歳までの雇用延長~その2
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第93回70歳までの雇用延長~その1
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第92回同一労働同一賃金と最高裁判例
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第91回増加する兼業・副業~その3 通算労働時間の確認方法
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第90回増加する兼業・副業~その2 労働時間の通算
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第89回最低賃金の引上げ
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第88回コロナ感染と通勤災害
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第87回コロナ感染と労災認定
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第86回パワハラ防止法~その8
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第85回パワハラ防止法~その7
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第84回パワハラ防止法~その6
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第83回パワハラ防止法~その5
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第81回パワハラ防止法~その3
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第80回パワハラ防止法~その2
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第79回パワハラ防止法~その1
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第78回労働者派遣法の改正~労働者の待遇の情報提供
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第77回労働者派遣法の改正~その2
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第76回労働者派遣法の改正~その1
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第75回1号特定技能外国人の判断基準~その2
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第74回1号特定技能外国人の判断基準~その1
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第73回新しい在留資格
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第72回有期労働契約の解除
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第71回働き方改革~新36協定の内容
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第70回働き方改革~36協定の締結内容の変更
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第69回働き方改革~同一労働同一賃金
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第68回働き方改革~産業医の活用と機能強化
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第67回働き方改革~高度プロフェッショナル制度
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第66回働き方改革~フレックスタイム制の改正
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第65回働き方改革~その2
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第64回働き方改革~その1
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第63回安全衛生管理体制~その2
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第62回安全衛生管理体制~その1
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第60回会社が行う健康診断~その1
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第59回就業規則のいろはのイ
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第58回労働契約の申込みみなし制度
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第57回改正労働者派遣法の2018年問題
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第56回いよいよ始動する無期転換ルール
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第55回働き方改革を実現するために(その4)
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第54回働き方改革を実現するために(その3)
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第53回働き方改革を実現するために(その2)
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第52回働き方改革を実現するために(その1)
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第51回病気療養のための休暇や短時間勤務制度
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第50回年次有給休暇の取得率の向上と一斉付与
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第49回労働時間等見直しガイドラインの活用
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第48回テレワークの導入と労働法の考え方
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第47回管理職と管理監督者の違い
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第46回同一労働同一賃金の行方
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第45回時間外労働、休日労働に関する協定の重要性
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第44回育児・介護休業法改正と会社の対応 ~その5 子の看護休暇等の改正ポイント~
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第43回育児・介護休業法改正と会社の対応 ~その4 育児介護休業規程の改正ポイント~
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第42回育児・介護休業法改正と会社の対応 ~その3 子の看護休暇等の改正ポイント~
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第41回育児・介護休業法改正と会社の対応 ~その2 介護休業の改正ポイント~
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第40回育児・介護休業法改正と会社の対応 ~その1 育児休業の改正ポイント~
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第39回本年中に実施が義務付けられたストレスチェック制度~その5 高ストレス者への面接指導の方法と注意点~
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第38回本年中に実施が義務付けられたストレスチェック制度~その4 高ストレス者の選定基準と診断結果の通知~
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第37回本年中に実施が義務付けられたストレスチェック制度 ~その3 調査票作成編~
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第36回本年中に実施が義務付けられたストレスチェック制度 ~その2実施方法編~
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第35回本年中に実施が義務付けられたストレスチェック制度 その1
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第34回在宅勤務制度と事業場外労働の規程例
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第33回通勤災害の対象となるケース
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第32回ついに成立した改正労働者派遣法~その3
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第31回ついに成立した改正労働者派遣法~その2
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第30回ついに成立した改正労働者派遣法~その1
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第29回いよいよ通知がはじまるマイナンバー
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第27回いよいよ成立が見込まれる労働者派遣法
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第24回来年1月開始~マイナンバー制度 その3
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第23回来年1月開始~マイナンバー制度 その2
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第22回来年1月開始~マイナンバー制度 その1
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